長崎を拠点に活動している劇団RAWWORKSです

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2017/11/18 (土)

まちなか劇場が向かう先

大変遅くなりましたが、
第二回Nagasakiまちなか文化祭、無事に終了しました。

演劇部門:まちなか劇場は2回目ということもあり、
なかなかに試される公演でした。

今回は僕の要望で、昨年より取材の時間を長くとって貰い、
取材させていただいた方々には本当にお世話になりました。

唐子地蔵の情報が集まらず、困り果てていた時に助けていただいた山口広助さん。
お忙しい中で、江戸末期の長崎について沢山のお話を聞かせていただきました。

お話を伺いながら、フツフツとイメージが湧いて来たことを
今でもよく覚えています。

高橋呉服店の高橋孝次さんは、饒舌で聡明な中にありながら、いや、
聡明だからこそ、孤独と戦う姿にこちらも脚本を書く思いが強くなりました。

タイトルの「いまは、むかし」は、かぐや姫のものがたりを見返して、
付けたものですが、あの物語は、僕と高橋さんの関係だからこそ
書けたように思います。

光富商店の光富英造さんは、イギリス留学時代から、
インド旅行などなど様々な体験を話して下さいましたが、
結局はそれらのエピソードを殆ど書かず、

お話を聞きながら頭に浮かんだ言葉、
「もう今は会えないあの人、でも夢ならきっと、会えるものかもしれない」

その言葉を手掛かりに書いた話でした。

20分の短編ですが、それぞれに思い入れが強い芝居になりました。

演劇は、誰のためにあるものか。

僕は、どこにも居場所がないひとのためにある、あって欲しいと思います。

演劇をつくる環境は様々で、その製作は本当に色々としんどいものです。

演劇作りの最適な環境を求めれば、要領の良くない人や、
コミニュケーションが上手くない人は置いていかれる。

でもそれじゃツマラナイ。
ほかの人を尊重できる人ならば、誰でもウェルカムにしたい。

まちなか劇場が、そんな人の目に、耳に届くようにしていきたいと思います。

お客さんを含めて、今回関わってくれたメンバーの中で、
また関わりたいと思ってくれる人がどれだけいるか分かりませんが、

良ければまたいらして下さい。
満たされない何かを抱えて、また来年もいらして下さいね。

川内清通



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